この愛しき世界よ <288/365>
春の優しい夕暮れに似合う、レモンサワーを飲みながら、ゆっくりとロールキャベツを煮込んでいる。
春野菜が美味しい季節だよね。
食いしん坊なわたしは、お店にならぶ野菜たちが、青々と元気なのをみると、それだけでうれしくなるのだよ。地球から生まれた可愛い命たちよ…!
毎日料理をしていると、食材との相思相愛こそが原点だと感じてくる。農薬がどうとか、添加物がどうとか、もちろん気をつけてはいるけれど、それを上回るものがある。命を食して、わたしたちは命を燃やしている、その尊さのようなこと。
生に関わること、命を扱うことだから、わたしは料理が好きなのかも知れない。今日も真心込めて、美味しく作って、美味しく頂くよ。愛しくて、可愛い、命たちよ♥️
以前は、農薬や添加物を、ひじょーーに気にしていた時期もあったのだよね。危険な食品とか、調べたりすると、世の中が信じられなくなる。世界を疑いたくなる。
…安心して食べれるものなんて、ないじゃんね。
考えられないことだけど、わたしたちが生きているこの世界は、みんなの健康とか、よろこびとか、しあわせのためよりも、すべてのことが、どうやら商売優先で回っているらしい。
哀しいよね…
「そんなことでいいのか!」的な反応の仕方もあると思う。だけど、いい、悪いではなくて、そうなのだ。そういう世界に生まれ、育まれているおいらは、そこに何を見て、何を思い、何を感じて、どう生きるのか。つねにそこだけが要だ。
そして、この世界の一員である以上、その責は共に負ってやるぜ!と思う。むずかしいことはわからないけど、誰も見捨てたりはしない。それが、わたしの自分自身と、世界との関わり方だ。
料理の話からはじまり、これまたずいぶんと遠くまできてしまったな。(笑)
今日も更新できたよ。ありがとう。
REBECCA - COTTON TIME 再UP - YouTube