LoveRocks

愛がロックする日々。感じたこと、思ったことを綴る。

名もなき日々 <278/365>

仕事をやめて数日。
4月まで(たぶん)、束の間の野放しタイムを満喫中なのであーる。

なにかをやめてみるということで、見えてくることもあるのだと知る。
わたしは今まで「嫌になったらやめてしまえ!」という生き様のレールにがんじがらめだったのだけど、無数の選択肢の中から、自分で選ぶ、または、自然の流れのままにやめてみる体験は、今までとはひと味もふた味もちがう。
空いたスペースに、真新しい流れが芽生えてくる。はじめての感覚。起こるがままに任せてみよう。楽しみだなぁ。

東京は、桜がつぼみとなって春を待つ。
いや、待っているのではないのだろう。つぼみの内側は、今、目の前にあるプロセスが確かに重ねられている。そして、咲くときに咲き、散るときに散るのだ。
その在り方が、わたしたちの心を打つのは、そこに意図的なものがないからなのかも知れない。

誰がためでもなく、 何かのためでもない。目的も目論見もない。役に立つとか、生産性なんかはどこふく風。
ただ、春がきたら咲く桜に、名もなき花たちへの憧れは止まず。


BankBand With ASKA - 名もなき詩~YAH YAH YAH - YouTube