LoveRocks

愛がロックする日々。感じたこと、思ったことを綴る。

感性を磨く <279/365>

偉大なるギタリスト、キース・リチャーズが、ロックンロールの父、チャック・ベリーに「ちゃんと弾こうぜ…」といわれるという、超お気に入りの動画が消されちゃった?!わーん、ショックだ!もちろん、そんなこといわれたっておかまいなしのキースの無双感がステキだったのだよー!

「開き直る」って、実は最強なのではないか。(キースのは「開き直る」とはちがうけれど)「あきらめる」という言葉の本来の意味が「明らかにみる」であって、そこに大切な奥義が隠されているように「開き直る」にも、なにやら同じ奥行きを感じる。

辞書で調べると、逆ギレ的な意味で使われるようだけど…「開き直る」には「(今の自分として)開き直す」というエッセンスを感じる。

在るがままの自分を、誤魔化さない。隠さない。逆らわない。抵抗しない。「いやいや、今は未完成だけど、完成に向けてこんなにがんばってまっせ!」みたいなポーズもとらない。自分自身の「未完成さ」を受け入れて、そのまま開いてしまう感じ。それが、正しき「開き直り」の使い方ではないのかな。そこにはやはり、隠された奥義あり。ふふふ、我、見破れり(?)、と思うのだった。

「開き直り」は、とっても実用的、かつ、即効性があるので、なんだか不安、なんだか苦しい、なんだか焦ってる、みたいな諸症状の時に、ぜひぜひ使ってみていただきたい。

例1)彼氏に嫌われたらどうしよう⇒嫌われたら仕方ない!その時は大いに悲しもうではないか!
例2)やりたいことが見つからなくて、人生を無駄にしている気がする⇒無駄になっても仕方ない!もしそうなったら堂々と地団駄を踏もうではないか!

この観点の変化で感じることを、しっかりと味わいながら、何度か使ってみると掴める感覚があるはず。

わたしたちは、ほんとうはいつだって大丈夫で、先のことは先の自分を信じて任せたらいいのだということ。そんなことより、目の前にある、かけがえのない「今」を等身大で楽しんでいいのだ。未熟でも、未完成でも、無責任でも、ダメダメでも。そのままで精一杯のしあわせを生きていい。神様は何も禁止なんかしてないぜ。禁止してるのは、他ならない、自分自身じゃないのかな。

常識をひっくり返すと、案外大切なことが隠されてるのかも知れない。
すべてを見渡すことができる、透明な視界よ。水鏡のように澄んだ心よ、感性よ…自分のそれは自分で守り、磨き、育んでいかなくてはならんよ。