あきらかにみる ＜201／365＞

あぁ寒さに心が折れてしまいそう！
雪国のみなさんの生命力を、マジで心から尊敬する。１日引きこもると、降り積もる雪で家が埋もれてしまうから雪かきはかかせないとか…生きるって、それだけで大変なこと、苦しみの連続だ。そして、その姿、その営みは美しく、いじらしく、たまらなくいとおしい。

わたしは、自分が思いっきり「未熟」なのだと思い知ったとき、実は長いことそう思わないように、回りからもそう思われないように、ものすごーーいエネルギーを使って抵抗していたことに気づいた。
「後悔」もそう。
自分があらゆる過去を、もう立ち上がれないほどに後悔しまくっていることを認めたとき…そして、実際立ち上がれないくらいに後悔してみたとき、そこへの抵抗、未完の過去と決別した。

苦しみとか、後悔とか、自己否定とか、ネガティブとか…
なんとかそういうのをなくさないといけない。まちがいは正さなくちゃいけない。そう思い込んで、戦っては敗れていたのだなーと思う。
それは、野に咲く薔薇をみて「これは薔薇ではない！タンポポであるべきだ！己れの努力でタンポポに変えてみせろ！それができないのは、自分がダメだからだ！！」などと言っているのと同じことだ。その内なる戦い、大いなる抵抗が止んだときに、ほんとうの自分の人生がはじまる。

善と悪、清と濁、光と闇、陰と陽、ネガとポジで成り立つ世界を体験したくて、たまらなくワクワクしながらわたしたちは生まれてきたのだもの！
そして、二極があるのと同じくらい当然に、二極を越えるものがある。正確には二極を生み出した「源」なのかな。それは、ひとりひとりの胸の中心にあって、そこでみんな繋がっているのだと思う。
新しい時代の空気の中で、もっともっとそのことが感じやすくなるのかも！

寒さに負けず、みんなで春へ向かおうね。新しい春を、今、ここから創ろう。