希望に溢れる ＜221／365＞

今日は味噌作りの日。
自家製味噌を作りはじめて、これで3回目になるけれど、なにしろ年に１回しかやらないのだもの。毎年初心に返る。大豆をたっぷりの水に浸して18時間とか…まじか！それから3時間もお豆を炊くんだっけ！忘れてたぞ…今夜は遅くまでかかりそうだ。

プロセスが楽しい。手間隙かかることを「面倒くさい」よりも「全力&真心を尽くしたい」と思うようになった。これは昨日書いたテーマ「大人になったとおもうこと」に繋がる。年齢を重ねたことで、自然に得たもの、変化なのかも知れない。

どうなのでしょう…
わたしは「若さ」と引き換えに、たどり着いた「今」が大好きだ。
振り返れば後悔ばかりの人生である。だけどね、後悔がない方がいいなんて、誰が決めたのさ！めためたに悔やむことでしか見えないこと、開けない道があるのだよ。
若者よ、後悔などは怖れずに、進めよ。そして、若者じゃなくなった同志たちも、怖れずに悔やもう。

何を成したかではなく、どれだけ真心を込めたかが大切だと、偉大なるマザー・テレサはいう。わたしの後悔といえば、まさにそればかりだ。かけがえのない「今このとき」にもっと真正面から向かえばよかったと。
そして、その後悔がわたしをどこまでも正中へ導く。ほんとうの望みは何か。わたしはほんとうは誰なのか。

さてさて、今日の味噌の仕上りは10ヶ月後なのだけど…その頃、自分は、世界は、どうなっているだろうね。どんなことでも起こりうる、未知数の未来にときめく。手放しで希望を抱く。これは大人の特権だよなぁと思う。若いって不安ものねー！若者たちが安心して年をとれるような、希望に満ちた大人になりたいと思った、成人の日。