LoveRocks

愛がロックする日々。感じたこと、思ったことを綴る。

いつか死んでしまうわたしへ <363/365>

f:id:yurixlovemax:20210602200343j:plain

※この日記は1年365日間、連続更新に挑戦中です。<継続>を誓って、今日で363日目。ピアノ12日目。

今日の日記、すごいタイトルだな、笑。
1年更新の達成もすでにカウントダウンに入っていて、今日は「書きたいことは今のうちにどんどん書いちゃえ!」みたいな気持ちになっているのだよ。

世間では「死」に纏わることはタブーだったり、ネガティブなことみたいに扱われているのだよね。
そう、確かに「死」は怖い。未知だし、痛かったり苦しかったりするのも嫌。いつ訪れるかわからないというのもすごく嫌だ。ある日突然に愛するこの世界のすべてとお別れしなくてはならないかも知れないなんて…そんな可能性を、誰もがいつも抱いてたまま、みんな平然と生きているとか、よく考えるとすごいことではないか。それも人の持つ強さのひとつなのだろうな。
それでもどうしても、わたしたちはみんな生まれたからには死ななくてはならないのだ。その事実と正面から向き合うことは、実は最もシンプルに、自分自身と向き合う方法なのではないかとわたしは思っている。

自らの「死」と向き合うとき、人は「1人」になる。正確には、自分とそれを見つめる自分が「やっと2人きりになれたね…」と深くお互いを見つめ合う、待ちに待った瞬間なのだ。
生まれ出でたその日から、すべてを共にし、共に死んでいく、たった1人の存在にようやく気づく。「やっと会えたね…」と。
孤独なんてなかったのだと気づく。淋しいと感じていたのは、自らの不在に対してだ。認めてほしいのも、理解してほしいのも、関心をもってほしいのも、そばにいてほしいのも、自分自身だったなんて…いやいや、どんな冗談だよと思うよね、笑。

死を怖がり、目を背けたいわたし。そして、今、確かに生きているわたしよ…いつか死んでしまうこと、ごめんね。赦してね。わたしはわたしをもう1人にはさせないよ。この世界にサヨナラするその時も、その後も、永遠に共に、わたしはわたしを愛し、讃え続けるよ。

ユリ:yurixlovemax@gmail.com