LoveRocks

愛がロックする日々。感じたこと、思ったことを綴る。

内なるイノセントワールド <342/365>

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※この日記は1年365日間、連続更新に挑戦中です。<継続>を誓って、今日で342日目。


人の目や意見を気にしたり、人に認められることで、わたしたちは自分の「価値」を推しはかったりするけれど、よく考えると、それは自分自身に対して失礼だよな。誰1人称賛する人がいなくても、自分自身の「価値」は減ったりするはずはない。

人目に触れない山奥の花が、密かに盛大に咲き誇り、その美しさを誰にも見せないまま、ただ潔く枯れていくように。

誰もが自分自身を咲き誇って、その歓びが響き合う世界はどんなにか素敵だろう。競い合う意味なんてない。どんなことにも意味も理由もいらないのだ。ただ自分という「存在」として、在るがままに花開きたい願望は、きっと誰の内にもあるだろう。時限爆弾のようにそのタイマーが鳴り響く時、内なる戦いが終わる。

わたしは時がくれば花開く。
わたしとは、自分でも何者なのかさっぱりわからない。未知なる生き物、人類、存在、意識体なのだよな。最近そんなふうに思う。

自分と向き合えば向き合うほど、知れば知るほどに、見知らぬ他人を見ているような感覚になるのだよ。不思議だなぁ…

Mr.Childrenは「イノセントワールド」の歌詞でで自分自身に対して「Mr.マイセルフ」と呼びかけている。
「いいだろう?Mr.マイセルフ」
あの歌詞を初めて聴いた時はドキューンと来たなぁ…!

あんな感じだ。
「ユリさんはどう思う?」
「ユリさんはどうしたいの?」
「ご機嫌いかがですか、ユリさん」
最近のわたしは、自分自身に対してそんな感じ。他人行儀なの。笑。

だけどこうして1人の人として、自分自身と距離をもって関われることは新鮮で、風通しがよくて、かなり気持ちがいい。

わたしは「ユリさん」にもっともっと堂々とあってほしいなーと思う。だけど、怖いのだろうということもわかる。孤立とか無力感とか無価値感とかいろいろ。いろいろなものが怖いんだよね。

それでもわたしは「ユリさん」の堂々たる正体がわかるから、ちょっと笑ってしまう。微笑ましくみている。
自分をねずみだと思い込んでいる龍のようだと。笑。

誰もが少しずつ想い出していく。「すでにそうであること」に気づいていく。そのプロセスをゆっくりと味わっていくのだ。極上のワインをじっくりと堪能するみたいに、ゆっくりとじっくりと。

きっと「何者でもない」ことを楽しんだもの勝ち。楽しんだ分だけ蕾は膨らむ。わたしたちは時が満ちれば咲かずにはいられないのだから。

なんだか今日は不思議な日記になってしまったね。最近変わってきた自分自身との関わりのことを書いてみた。

ユリ:yurixlovemax@gmail.com