LoveRocks

愛がロックする日々。感じたこと、思ったことを綴る。

「すでにそうであること」を想い出す <329/365>

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※この日記は1年365日間、連続更新に挑戦中です。<継続>を誓って、今日で329日目。


シンディ・ローパーの『Girls Just Want To Have Fun』という曲に大好きなフレーズがある。
「I wanna be the one to walk in the Sun」
わたしは太陽の下を堂々と歩く者でありたい。もっと日本的にいうなら、お天道様に真っ直ぐに顔向けできるようにありたい。
このフレーズは当時中学生であった多感なわたしのハートを見事に射抜いたのだった。

シンディよ…なぜにわたしの望みを、わたし以上に知っている?
可愛くてコケティッシュで、いつだって変人の味方(?)、そして、慈しみ深い…あなたこそが女神、自由の女神さまなのでございましょう…!!

そうして、射抜かれたままのわたしは即死。還らぬ人となったのだけど…

そこから『太陽の下を歩く』ようになるまでは、実に35年分のトライ&エラーが必要なのであーる。自由の女神さまもビックリ。笑。中学生のわたしが知ったら卒倒するだろう。

だけど聞くがよい、厨二病者よ。
果てしない遠回りこそが人生の醍醐味だ。
これからあなたが繰り広げるであろう数限りない愚行と、それが生み出す失望、絶望、痛み、虚無を味わい切ることでしかたどり着けない。

大いなるパラドックス
それは「すでにそうである」と気づくことだ。
わたしたちは自分自身が何者であるかを忘れ、よくわからない物体Xになろうと望んだりする。

愛がほしい?
お前自身が愛ではないか。
安らぎがほしい?
自分で不安をつくり上げて、そこから離れたように錯覚しているだけではないのか。
真実が知りたい?
それを一切忘れても、必ず旅の果てに自ら想い出すからと、あなたは勇んで生まれてきたのではなかったのか。

『太陽の下を堂々と歩く者』になりたい?
うーん…すでにお前はそうであるけれど、ならば、あえてそうじゃない者として、正反対を極めるがよい。さぞかしよい学びとなるであろう。さぁ楽しんでおいで。

神様(イメージ)はきっとこんな想いなのではないかなぁ。
そう、人生は「すでにそうである」ことを想い出していくプロセス。そして、すべてのプロセスはわたしたちのミッションとも言えるかも知れない。楽しもう!

ユリ:yurixlovemax@gmail.com