人生の「ボーナスタイム」 ＜341／365＞

※この日記は1年365日間、連続更新に挑戦中です。＜継続＞を誓って、今日で341日目。

休日、引きこもりday。
お掃除したりお気に入りの映画をみたり、それはもう黙々と。今日はまだ誰とも、ひと言たりとも話していない。

わたしは沈黙が好きだ。
仕事の日ときたらそれはもう8時間でも9時間でも喋り続けなくてはならない。仕事での喋りは作業だから、体が憶えたことを声帯が自動的に発生していく。わたしはそこに気持ちをのせていくだけだから、案外楽チンで面白い。

想いとか、気持ちとか、感覚とか、形のないものを言葉にすることは、時として窮屈だと思うことがある。言葉にしたくないときがある。こんなにも、今ここに、触れるくらい確かに満ちている「この感じ」をそのまま、ドラえもんみたいにポケットから取り出して贈れたらいいのにね。笑。
それが不可能なのが、この世界の醍醐味だ。みんなみんな、あの手この手で伝えたくて、現したくて、世界はイロトリドリの表現に満ちていく。

わたしが現せないことは、きっと誰かが現してくれる。そうやってみんなで創造しているのがこの世界なのだろう。
あなたはわたしで、わたしはあなただ。１人ひとりはスペシャルでかけがえがないのと同時に、とるに足りない。それでいいのだ。
自分というものが「とるに足りない存在」であることを、すっかりと認めてしまってからがボーナスタイムなのだと思う。
わたしたちは遊びに来ていたことを思い出す。すべてを楽しんだもの勝ちであったのだと。

ユリ：yurixlovemax@gmail.com