流れるままに往く ＜339／365＞

※この日記は1年365日間、連続更新に挑戦中です。＜継続＞を誓って、今日で339日目。

仕事に行くために早起きすること、必要な準備を整えること、それから、実際に仕事をすることも、とっても大変なのだけど、大変をやり遂げた時の達成感はひとしおだ。毎日自分に金メダルを贈っているような気持ちになる。

わたしは毎日を丁寧にコツコツと生きるとか、仕事を休まず、辞めずに続けるとか、そういう地道な「がんばり」をしてこなかったから、今まさに、未踏の歓びの真っ只中にいるのだよ。がんばるってこんなにも楽しいのだね、知らなかったよ。よくがんばってるね、わたし。明日もがんばろうね。よろしく頼むね、わたしよ。笑。

わたしはコールセンターで働くようになって、もうずいぶん経つなぁ。あちこち会社を変わったけれど、通算すると7年くらいになるのかも。
好きな仕事だからやっている訳ではなくて、今までのスペック(接客、カウンセリング)が丸ごと生かせることと、お休みが取りやすく、給料が割高ということで選んだ。

世の中ではけっこう「好きなことを仕事にした方がいい」という考え方がもてはやされるよね。わたしも思いっきりそう思っていた時期があった。今思うと、わたしにとってそこは大事ではないみたい。どっちでもいいのだ。
嫌いな仕事をお金のためにやることは無理だけどね。今のわたしは、人のために自分を生かせることがシンプルにうれしい。そして、自分の食い扶持を自力で稼げることがうれしい。

もしも魚屋さんに生まれたら、地域に愛される魚屋さんなるように、わたしは腕まくりしてがんばるだろう。金物屋さんでも、大工さんでも、きっとなんでもいい。それよりも、自分がどう在るか。仕事を通して何にをするか、何を学ぶか、そういう「中身」の方がわたしには大事なようだ。50年近く生きてきて、それがやっとわかったよ、ママン！笑。

もしもわたしと同じようなタイプで「好きなことを仕事にしなくては」と思うことで無理をしている人や、自分以外のものになろうと苦しんでいる人がいるとしたら、少しでも参考になればうれしい。

好きなこと、やりたいことと、ご飯を食べるために働くのは別のことなのだもの。
それを１つする人もいれば、別々の方がいい人もいる。どちらでもいいし、決めるのは、時代だったり世界だったり、もっと全体的なものの合意がいるのだと思う。

囚われなくてよいのだ。懸命に生きていく人生の流れが、自然に連れていってくれるところ、その行先を信頼してみよう。

大切なのは職業というラベルではない。
どう自分が在るかなのだよ。
これからの時代はきっと、ますますそうなのではないかなぁ。

ユリ：yurixlovemax@gmail.com