対立より『愛』を選ぶ ＜338／365＞

※この日記は1年365日間、連続更新に挑戦中です。＜継続＞を誓って、今日で338日目。

先日、めずらしくテレビを観ていたら、心が震えるほど美しいマウンテンゴリラが映っていた。
綺麗な目だな、愛らしいな。それにしても絶滅危惧種だから、国立公園で人が管理して守らなくてはって、なんだか根本的におかしくはないか。それよりも地球を丸ごと彼らにお返ししたいような気持ちになった。ほんとうに申し訳ないねーと。
だけどそんな想いがちっぽけに思えるくらい、彼らは優しい。そのまま世界を愛し、命を愛し、人も愛して、美しく生きている。ああ、震えるほどかっこいいなぁ。

最強なのは、あるがままをどこまでも受け入れることだと思う。
今の揺れ揺れの世の中で「なんじゃその考え方、アホか！」と怒りが沸いてくることがよくある。人類なめんなよ。地球なめんな。生命なめんな。自分自身なめんな。
ていうか、人に優しくしましょうって幼稚園で習わなかったのか。マンガ日本昔ばなしみてないのか。手塚治虫読んでないのか。田舎のおかーちゃんはどう思うだろうね。とことん詰めよりたいと思うことがある。
それでもわたしは、自分が愚か者の一員だと知っている。愚か者として、愚か者たちを愛し、支え合い、助け合い、この愚か極まりない世界でとことん生きていくと決めている。

「アホか！」と思うものと対立しなくてよいのだ。間違いだと思っても正さなくていい。怒りと愛は両立するのだ。
キリストは『あなたの敵を愛せ』と云う。『迫害しようとする者のために祈れ』と云う。怒るななどとは言ってはいないのだよ。怒りは単なる感情だもの。訪れて去っていくものだけど、愛は去らない。それがわたしたちの本質だからだと思う。

わたしは去っていくような一時的なものに動かされたくないのだよね。いつも揺るがない本質で動きたい。いつでも愛で動きたいのだよ。その方が幸せだからさ。
対立より理解を。受け入れ、愛し、この世界で共に生きることを選びたい。美しきマウンテンゴリラのように。

番組では、もしもマウンテンゴリラが絶滅したら地球の生態系が崩れて、未知なるウイルスが蔓延したりして、人は生きていけなくだろうと伝えていた。
ただ存在することに役割がある。それはきっと、わたしもあなたも、みんながそうなのだと思った。

ユリ：yurixlovemax@gmail.com