メイドインEARTH ＜256／365＞

今日の東京は、冬らしからぬどしゃ降りの雨模様。ひとしきり降り終わり、清々しき夕映えの空に、可憐な下弦の月が光る。

わたしはふつうに仕事を終えたあと、遠回りして、中野のお店へ好きな煙草を買いにいっただけなのに…どうしたことか、かなりのヘロヘロ感だ。
東日本、なにやら大きく動いているね…それでも、真心をつくし、伝え、気持ちよきものを、ガンガン循環させながら、しっかりと自分の現実を生きることが、大切なのだ。そう、いつもと同じこと。何が起ころうとも、自分と、成すことは何も変わらない。気絶しそうな大きな動きの中でも、静やかに、淡々といこうと思う。

これから世界では、起こるべきことが起こる。隠していたことが明るみになる。そういう流れが加速すると思うし、外に起こることは内にも起こる。
良きも悪きも、双方に、極まるところまで極まり、ある地点でそれは反転するのだろう。行き着くところまで行くしかない。

苦しさも、怖さも、退屈も、
向き合い、味わいつくすことで、ほんとうの自分がみえてくるように。これは、「真」へ向かうプロセスだ。今はまだ、そのはじまりのはじまり。それでも、確かにはじまったのだと、今日は全身で感じていた。それだけでいっぱいいっぱいだなぁ…強くなりたい。

地球とともに生きよう。
ほとばしる生命を、めいっぱいに爆発させて。生きることのよろこびも、悲しみも、苦しさも、楽しさも、そして、愛しさも、ぜんぶぜんぶ。１日の終わりには、全幅なる信頼と、感謝を込めて、地球にかえして、その懐に抱かれて眠る。
そんなプリミティブなしあわせに還ろう。
コンクリートジャングルのどまんなかでも、その息吹と鼓動を感じられる。わたしたちの細胞は、ひとつ残らず地球から生まれたのだから。