LoveRocks

愛がロックする日々。感じたこと、思ったことを綴る。

起こることはすべて「どうしようもない」ことだ <164/365>

今日は絶好なタイミングの有給休暇。朝から晩までのーーんびりと過ごしている。眠っても眠ってもまだまだ眠いわ。自分の体に「おつかれさま」と思う。わたしの精神の変化にすいすいと寄り添ってくれて、更年期も加齢も物ともせずに、なんなら今まで以上の底力を発揮してくれたりする。そんな自分の体をいとおしてくて、健気で、わたしがこの人生を生きる上の運命共同体であり、かけがえのない相棒だと感じる。ありがとう、体よ...わたしにこの美しき世界を見せてくれて、空気や風を感じることも、季節の匂い感じて胸いっぱいに吸い込むこと、味わうことも、触れて、動いて、行動すること、創造できることも、みんなみんな、体が機能してくれているおかげだもの。わたしが微塵も意識しなくても、無防備に振る舞っていても、その機能を止めることなく維持してくれる、コツコツとした営みによって、わたしは生きているんだもの。地球とか、宇宙の成り立ち、その奇跡と同じくらい、ひとりひとりの体ってすごいと思う。

思えば、うら若き頃は、体の造形、容姿に、こっぴどくこだわっていたものよのぉ。
もっと色が白くて肌がキレイで、女性らしーーい華奢な容姿に生まれたかったとかね。
年老いることを憂いたり、衰えに逆らわないといけないような脅迫的な思いもあったような気がする。そういうのっていつの間にかなくなってしまったな...自分の7難をすでに知り尽くして、それをどう生かすか、隠すか、手をかけること自体が楽しい、というものある。それから「老い」という変化を体験することも、正直、面白いのだよね。

そうそう、最近わたしは朝6時に起きられるようになった。信じられないことだ。
だけどその分、22時を過ぎるともう眠い。体力がもたない。夜の女王といわれた、このわたしがである。これはおそらく「老い」と関係する変化ではないかと思っているんだけど、新鮮で楽しい。失うものがあれば得るものがある。スペースがあくから新しいものが入ってくる。

今日はたくさん眠ったから、パソコンでいうディスクのクリーンナップがされたような感じだ。断舎利だとか浄化だとか、あんまり意気込まなくても、心も体も古いものをいつまでも持っていられないようにできているのだろう。めぐりめぐる川の流れが、この上なく清らかであるように。自然界自体がそうであるように。

きっとわたしたちは大きな大きな繋がりと、計らいの中でバランスをかなえている。
人生の中で起こったこと、起こること、そのすべては、ある意味で「どうしようもないこと」だと、思ってみるのもいいかも知れんよ。起こることはしかと受け入れ、体験しつくし、そこでベストを尽くせばいいんじゃないのかな。
「こんなことが起こらないようにしないと...」などと、必死でコントロールしようとしている相手というのは、わたしたちの手に負えるスケールの相手ではないのかも知れないのだよ。起こる出来事よりも、そこから何を感じてどう行動するか、何を掴むか...みたいなこと。大切なのはそっちの方じゃないかな。