「愛」を探している君へ ＜324／365＞

※この日記は1年365日間、連続更新に挑戦中です。＜継続＞を誓って、今日で324日目。

朝、仕事に向かう時はほんのちょっとだけ「弱気」になる。
わたしには基本、安全な巣の中にぬくぬくと閉じこもっていたい欲がある。

それでもその欲を、ひょいっと仔犬のように小脇に抱いて、颯爽と出勤する。そんなことにも慣れてきた。「弱気」のままで全然へっちゃらなのである。

弱気な仔犬ちゃんをどうにか説得して、元気づけなくてはいけないと思っていた頃は大変だったなぁ。膨大なエネルギーを費やすし、説得に失敗してしまえばまさかのバック・トゥ・ベッドだ。仕事に行けなかったり、責任を果たせない日々もあった。
あぁ、今思い返しても胸が痛むわ…楽な方に流れること。自分の力を生かさないこと。がんばらないこと以上の自虐行為はないと思う。

弱気な仔犬ちゃんはわたし自身ではないのだ。わたしが面倒をみる対象、理解して、愛でて、可愛がる対象なのだ腑におちた時から、ずいぶんと生きやすくなった。

どうするかはわたしが決めていける。
心がスッキリと落ち着く方へ。
心が踊る方へ。
自分の力をMAXに生かす時、わたしはたまらなくうれしいのだ！
そして日々が積み重なるように、MAXを更新するように、建設的に生きることを選びたいと思うようになった。

とても大きな変化だったね。
繰り返して繰り返して、螺旋階段を昇るみたいにしてここまで来たのだよね。
変化していく自分を夕陽みたいに穏やかに、優しく、しなやかに包み込むように見守ることができるなんて…よかったね、自分よ。しあわせだね。

わたしたちはみんな、自分自身を限りなく生かし、しあわせにする責任がある。自分という存在を心から理解して、尊重する必要があるのだと思う。

生きてる間は束の間に「自分は自分だけの所有物」のように錯覚するけれど、それは大間違いだ。
わたしたちの正体は、地球とか宇宙とか、大いなるもののかけがえのない一部だと思うことがある。そうとしか思えない時がある。わたしはそんなとてつもない存在に向かって「お前なんかどうせダメだ」とか言っているのだな、滑稽だなぁ！と笑うしかないな！と思うことがある。

そして、こんなにも非道な扱いを受け続けても、それを赦し、どこまでも着いてきてくれている「自分」の存在を「愛」と呼ばなくてなんと呼ぶのだろう。

そう、そうなのだよ。愛はここにある。君はどこにも行けない。行かなくていい。

ユリ：yurixlovemax@gmail.com