I Believe… <303/365>
※この日記は1年365日間、連続更新に挑戦中です。<継続>を誓って、今日で303日目。
春の匂い。
こんなにもアスファルトで固められた東京なのに、どこからか土の香りが立ち込めてくるという不思議。
子供の頃の記憶の再現なのか。それとも風がどこからか運んでくれるのか。
どちらにしても、わたしの中に「同じもの」があるから感じられるのだと思った。
お日様の匂い。泥んこになって遊んだときの充足感。土の感触。春の手触り。
そうやってわたしたちはいつも、自分の中にあるものを使って世界と関わっている。
真新しいことと出会ったときも、前に真新しいことと出会ったときの記憶や感情、体感が蘇り、それを通して「今」を体験する。
人それぞれに、これまでの人生で創ってきたオリジナルのフィルターがあるのだと思う。
それによって、苦しかったり大変だったりするのだけど、喜びもしあわせもあったよね。懸命に生きた証しがそこにはあるのだよね。
その全容を理解できるのは、世界中でたった一人、自分だけなのだ。果てしない宇宙をどこまで探しても、あなたを理解できるのはあなた自身しかしない。
それを知るとき、永い永い孤独が終わる。
わたしはずっと、自分のフィルターを外さなくちゃいけないと思い込んでいたのだけど、今はどっちでもいいと思う。
外れてもいいし、外れなくてもいい。
フィルターごと、ここまで歩んできた自分自身が愛しくて、可愛いくて、そうままをまるごと理解したい。まるごとぜんぶ、一緒に生きていたいと思う。
わたしはすべての人のフィルターもまるごと愛でられるようになっていきたい。
自分をまるごと愛でられたら、きっとその願いは叶うと信じている。
I Believe Myself!
ユリ:yurixlovemax@gmail.com