LoveRocks

愛がロックする日々。感じたこと、思ったことを綴る。

『スタートライン』とその先 <292/365>

桜満開。

ここ数日、日々がサラサラと流れるように過ぎていく。日記のカウンターに数字を入れるとき、おやおやっと思う。なんか3日くらいスルーしたような感覚…それでも確かに生きた、感じた、思ったことをどうにかこうにか形に現して積み上げている、わたしの足跡がここにある。

日記っていいね。
しみじみと思った。

表現することは「挑戦」である。
自分の中にあるものを、形にして外に出すことで、自分自身が改めて、それとまざまざと出会う。ままならない。こんなはずではない。思ったようにできない、などなど。「もっとできるはずの自分」という幻想が、木っ端微塵になる。

お恥ずかしながら、わたしはこの日記を書き始めるまで、自分には、文才があると思っていた…いや、思っていたかった。自分が本当に書きたいと思うことを、本気で、全力を投じて書いたなら、きっと素晴らしい文章が書けるにちがいない…そう根拠もなく、信じていたかったのだよ。だから、ブログを始めるときは、ガクガク震えるほどに怖かった。今や粉々の、ボロボロだけどね。笑

いいや、もう…粉々&ボロボロのまま、不出来な自分をさらしていこう…そうして、未熟で、ひよっこで、よわよわ、ダメダメなわたしの挑戦が、ここに続いているのであーる。

ダメだろうが、不出来だろうが、問題ないの。「スタートライン」はいつも『今ここにいる、この自分』なのだから。
こんな健気な挑戦を、応援せずにいられるだろうか…自分を讃えずにいられるだろうか…!

このプロセスで、わたしの中にあった「ダメな自分ではダメだ」という概念がおちた。ダメだと思ってもいいし、いいね!と思っても、もはやどっちでもいい。それは、わたしのしあわせとは関係ないし、挑戦とも関係ない。

人は、今の自分の座標をあるがままにみないと、行きたいところもほんとうにはわからないのだと思う。
粉々、ボロボロの、先にあるのが、ほんとうのスタートラインだ。「ほんとうに自分に正直になること」でしか、立つことができないライン。
そこから先は、飽くなき挑戦が続いていく。日常のすべて、目にするもの、出会うもののすべてが、わたしを育ててくれるのだよね、ビシバシっと。日々是道場である。

きっとわたしはこれから「怖くて震える」ような、新しい何かをはじめるだろう。ぜったいムリ!と思うような何かに向かって挑んでいくだろう。だけど、先のことはいいの。わたしはこのプロセスの途中で死んだとしても、一切の後悔はない。

スタートラインから先の人生は、自分の中の神様とずっと一緒に歩んでいる。

ユリ:yurixlovemax@gmail.com