LoveRocks

愛がロックする日々。感じたこと、思ったことを綴る。

春近し <283/365>

晴天の東京。
爽やかな風が街を愛でるみたいに、優しく、軽やかに吹き抜ける。動き出したいと思った。雪解け水が微かな流れになって、川に合流するように。その流れがいつしか大海原にかえるように。動き出そうと思った。自分の中心から溢れる、その衝動のままに。

意味のないことなんてないのだよ。
だけどもどんな意味なのかは、わからなくてよいのだ。
「すべてのことに意味がある」その真意はとてつもなく壮大なのだと思う。誰かの行い、言ったこと、発っしたもの、そのささやかな響きさえも、雪解け水のように、流れ流れて、全体という大海原へ響きわたる。人智では計れない、頭で考えてわかるスケールじゃない世界の中に、そもそもわたしたちは生きているんだもの!わからなくていいじゃん。ていうか、頭で考えてわかるような意味なんてなくっていいじゃん。風のように軽く、だだ起こるままに吹いたらいい。

因果応報。
自分の行いが、自分に帰ってくる。
それは罰でもなければ、ジンクスでもなく、自然の摂理だよなと思う。全体と個はひとつだから。自分が余分にとろうとすれば、崩れたバランス、不安定、不調和をそのまま体験することは必然だ。

吹き抜ける風のように、接するすべてをを愛でたいなぁ。愛、溢れるままに動き出そう。そんなことを思った日。春近し。