どこにも向かわない ＜276／365＞

今日は、書いては消すことを何度も繰り返している。内側がしーーんとしていて、言葉が出ないし、したくない感じ。

自分も全体も、めまぐるしく変化していく中で、わたしが挑戦している「継続する」ということは、そこにひたすらによりそうことなのだと知る。

意思の力で貫くというよりも、川の流れのように、しなやかで、したたかで、柔らかいもの。穏やかにもなるし、激しくもなる。そして、その本質は、どちらでもありどちらでもないのだろう。

そう、どちらでもよいのだよな。

無数にある「どちらでもいい」の中から、わたしは毎日書き続けることを選んだり、努力することを選ぼうとするのは、それを越えてみたいからだ。「自分には無理だ」というレッテルを剥がしたい。自分についてるたくさんの嘘、思い込み、信念を暴いて、何者でもなく、無限大であるはずの自分を知りたい。命ある間に、すべてを剥ぎ取ってしまいたいと思う。

なので、わたしはここから一歩も動かない。どこに向かおうともしない。このまま石の上に一生でもいられるし、そこからすべてと繋がることができるのだよね。と、今日はそんなことを思っていた。

ブルーハーツ / 月の爆撃機 (1993.8.7) - YouTube