堂々と不完全であれ ＜267／365＞

コロナの影響で、夜のバイトが休業日の息子が、仕事が減って大変だというベトナム留学生の同僚たちを励まそうと、サプライズでお菓子を送ったのだそう。
貯まったAmazonのポイントで、彼女たちが好きな日本のお菓子を詰め合わせて。

しかーし、彼女のリアクションはなかなかにシビアだったのよね。「今回はありがとう。だけど、理由もなく物をもらうのはよくない」と。
めずらしく、はぁぁ～( ´Д｀)…となる息子。

わかるわかる。
うちの家族は、贈ったり贈られたり、誰かに困ったことがあれば、みんなで助けるし、なかなかに世話好き&受けとり上手の集まりなのだよね。わたしもそれがふつうだと思っていて、相手を驚かせたり、困らせたりしてしまったことが、数々ある。だから、人に何かをしてあげることが怖くなったりもした。だけど今は一周まわって、もうわたし、そういう生き物だから仕方ないな…と自覚しながら、セーブしないことにしたのだよ。

そこのところをセーブしてしまうと、いろいろなことがどんどん怖くなっていく。思考が優位になる。
それよりも、自分が「真心」だと思うことなら、ガンガンやってみたらいい。リアクションは相手のものだ。尊重した上で、ショックを受けるなら、思いっきり受けたらいいと思う。

「真心」を使った先に待ち受けているのは、どんなふうに見えても、その本質は「真心」を大きくするためのプロセスだ。
期待とちがう。思いどおりのものじゃない。それはそうだろう。不要なものは早々に打ち砕かれる。この世界は道場だ。真心とか、愛とか、純粋さ、本来もっている真っ当さ、人としての貴さなどは、この上なく軽視されている世界だからこそ、貫くことで、鍛え、育まれるのだと思う。
ここはドラゴンボールの「精神と時の部屋」、巨人の星の「大リーグ養成ギプス」だ！怖れるな、息子よ、ガンガンいけよ！

今日はすっかり、かーちゃんモード全開で書いてしまった(笑)

若いって、ほんとうに大変だよな。
みんな、がんばれー！！！
心からそう思う。
君よ、堂々と不完全であれ！！！