LoveRocks

愛がロックする日々。感じたこと、思ったことを綴る。

過去と未来のわたしへ <241/365>

わたしはずっと、自分のことを、『まったく手に負えない、宇宙でいちばん不可解な存在』だと思っていた。

暴れ馬、もしくは、糸の切れた凧のように、気分まかせ、風まかせに突っ走る自分を、ひたすらに追いかけるような感じで、もうそれだけで精一杯。いつもヘトヘトにだった気がする。

50年近く、ひたすらに自分に振り回され、逆から見ると、自分を振り回し、生きてきたこと。それは、今思うと、誰のせいでもなく、自分が弱かったとか、ダメだったとかではなくて、まちがいでも失敗でもない。

すべては、仕方がないことだった。
そうするしかなかったんだよね。よく体験したね、生き抜いたね。そう思うようになった。
仕方のないことだったと。

そのプロセスを支えてくれた、数え切れない人たちがいたこと。
その人たちに対して、わたしはとても中途半端で、雑に関わってきたり、逃げてばかりで、きちんと真心をもって関わることができなかったことを、ずっとずっと悔やんでいたし、そんな自分を赦せないと思っていたのだよね。
だけどそれも、仕方のないことだったのだよ。

正しいとかまちがいとか、
そういう見方を突き抜けて、真心から自分の人生を思ったとき、なんだか、すべての過去は、そこに落ち着いていくと思った。ぜんぶ、仕方のないことだったよね。と。

そして、わたしはひたすらに『今』に向かって真心をつくすから、『未来』のわたしもどんなふうになってもいいよ、と思う。『未来』のことはそのときのわたしがやってくれる。だから、お任せするよ。と思う。

時間の流れは、自分自身をどれだけ愛したか。その結果をまざまざとみる体験なのかも知れない。
自分自身への関わり方は、イコール、他者、世界、すべてへの関わり方なのだものね。因果応報ということ。

そして、愛してる人に愛を伝えられるのは『今』だけなのだなぁ。