LoveRocks

愛がロックする日々。感じたこと、思ったことを綴る。

春を待つ、蕾のように <244/365>

今日はまともに寝ていないのに、不思議とパワーが漲っている。
眠くても、疲れていても、こんなにも生きている。今のまま、ありのままで、身体は、想いと連動してどんどん動く。動けば動くほど、湧いてくる、このパワーはどこからくるのだろう。
生命ってすごい。生きてるってすごいね。そんなことを思った、寝不足の朝。

f:id:yurixlovemax:20210203212839j:plain

わたしは「待つ」ことが苦手だ。
今すぐに、結果がほしいと望む。結果が得られなくても「これでいいのだ!」と思えるような、手応えがほしい。先が知りたい。どこへ向かっているのか知りたい。
兎に角くにも、早く安心したいと思っていたのだと思う。そこで、いちばん求めていたのは「安心」だったのかも知れない。

焦るような、急いた気持ちは、物心がついた頃から、空気のようにいつもそこにあった。あたりまえ過ぎて気づかないほどに、いつもいつも。息つくひまもなかったんだよね、ずっと。

「今このとき」に落ち着いていられること。静かに、穏やかに、今わたしは自分自身の真ん中を感じていて、そこから美しく、透明な世界と、自分自身を安心して眺めることができている。
奇跡のようなことだ。いつの間にやらわたしは、なかなかに切実な自分自身の願いを、しっかりと叶えているではないか…なんということだ…!!

**

長い冬を越えて、自分自身という蕾が、内側から溢れるみたいに花開くときを、今は静かに待ってみたいと思った。内側をしっかりと満たしながら「待つ」ことを選びたいと。
それは、笑っちゃうくらいに、わたしらしくなくって、ドキドキするような未開の領域だ。