鏡 <239/365>
ある夜の、飲み会での会話。
友「ねーさんって、マジで何にも知らないよねー!」笑。
私「そうなんだよ。だけどわたし、何のために生まれてきたか知ってるよ…あのね、それは、みんなに会うため!!!」
一同、爆笑。
笑うしかないよね。
わたしも一緒に大笑いしながら、あんまりのしあわせに、泣けてきてしまっただよ。
いつだって、本気さ。
わたしは、あなたに会うために生まれてきたんだ。仕事で隣の席に座ったあなた。同じ車両に乗り合わせたあなた。今、同じ地球で、同じ時代を生きている、あなたたちよ。
そして、天の川みたいにキラキラ光る、今日の渋谷川をこの目で見るため。心地よい風を感じるため。この道を歩くために生まれてきた。
わたし、他にはなーーんにも知らなくていいや。