LoveRocks

愛がロックする日々。感じたこと、思ったことを綴る。

祈りのようなあたたかきもの <237/365>

気圧のせいかしら。今日は体調がいまいちで、なんとなく冴えない。そして「冴えなさ」側からみると、これはなかなかの仕上がり。上々である。
晴れる日ばかりではない。それでは生態系が崩壊してしまうし。曇ったり雨が降ったり、すべてを薙ぎたおすような嵐の日もある。この地上の空模様がそれで「完璧」であることと同じ。冴えないままで、このままで、今日もわたしは絶好調だ。

そう、「冴えんなー」という気分のままで、今、目の前のことを精一杯やる。その両立が可能だなんて…わたし、ぜんぜん知らなかったのだよー!きっと、誰もが知ってる、当たり前のことなのかも知れなくて、超ドン引きかも知れないけど…わたしにとっては、目からウロコ?!衝撃的な気づきだったのよ!

「自分の気分とか、状態」と「今、目の前のことにベストを尽くす」ということは、ぜーんぜん別のことなのだったなんて。気分は空模様と同じで、どんどん流れ、変わっていくから「そっか、冴えないんだね、うんうん!」くらいの感じで、そっとしとけばよいのだよね…うんうん!

それに気づいてから、わたしは格段に生きやすくなった。惜しみなくがんばれる。理由なしにしあわせでいれる。気分とは別のところで、今、生きてることを謳歌できるのだ。あぁ、なんという身軽さだろう…バク転とかできそうなほど!

そう言えば、わたしの中には「ハリケーンボンビー」(ゲーム・桃鉄参照)がいるのだ。最近はすーっかりおとなしくなってしまったけれどね。その子が暴れると、やる気で始めた仕事も、勉強も、大切なこと、物、人や自分自身との関係さえも、自分の気分の大嵐で容赦なく吹き飛ばしてしまうのだ。わたしにとってそのパターンは、「自分を信用できない」と思い込む、大きな要因のひとつだった。「どうせなにをやってもダメだよ…」と思っていた。

しかーし、このハリケーンちゃん、どんなに強烈に感じても「空模様」にすぎないのだよね。わたしはわたし、成すべきことを成す。この切り分け方がわかったお陰で、わたしは今日も、こうして日記を書くことができている。

いろんな日があっていい。
雨がどんなに嫌でも、不都合でも、テンション下がっても、止めることはできない。降るときは降り、止むときに止むだけだ。それと同じでいい。
どんな気分にも主導権はない。中心からから溢れてくる、祈りのような、あったかきもの。それだけがいつも、わたしを動かしていく。