LoveRocks

愛がロックする日々。感じたこと、思ったことを綴る。

自分の『本質』を使う <236/365>

自分がなんとなーく無意識に、もしくは「よかれ」と思ってやっていることについて、その『動機』が急にピカッとわかることがある。

「嫌われたくないからやさしくしてるんですよ」とは、ザ・クロマニヨンズ甲本ヒロトの名言だ。

そうそう、嫌われたくなくて、自分の存在を忘れてほしくなくて、1人になりたくなくて、わたしはいろいろなことをするのです。魚心あれば水心。そこで望んだ結果がかえってこないと、小さく傷つき、もやっとするのです。
『動機』に対する結果が返ってくる。贈ったものが受け取るもの。宇宙の法則、いとわかりやすし。

孤独を怖がること。それから、自分の存在価値を人からの承認で証明したい、承認欲求も、ほんとうは、生き物として、健全な本能のひとつだと思う。
太古の昔、人は物理的に1人で生きることはできなかったのだろう。群れをつくり、洞穴で外敵から身を守ったり、餓えないためのハンティングが必須な暮らしを想像してみる…(参考・はじめ人間ギャートルズ)そう、仲間から見捨てられ1人になることは命にかかわるのだ。孤独を怖がることは、その名残かも知れないよね。生命維持のための、脳の重大ミッションの1つとして備わっている本能のひとつなのではないかな…

そして、わたしは思うのだ。
ならば、孤独を怖がってるのは、ほんとうにわたしなのか???と。
怖がってるのは、わたしの本質ではなく、脳とか思考なのではないか。
この切り分けがポイントだ。

『今このとき』にばーっちりと根差しているとき、孤独のことは「孤独だなー」としか思わない。過去も痛みをひっぱりだしたり、未来を案じたりしなければ、孤独は「孤独という感覚&その体験」という、かけがえのないものだと思う。

この切り分けがはっきりできたとき、『今』ここにいる、ほんとうのわたし(本質、魂)は、孤独を怖がる自分(脳、思考)をいとおしむ。太古の昔から怖がり、ここまで命の連鎖を繋いできた、そのDNA、しっかりと継承しているよ!だけどこれからは、あなたの「怖さ」はわたしが守るから、安心しておやすみよ。ありがとう、そして、おつかれさま!

わたしの本質は、すべてを理解し、赦し、包みこんであまりあるほどの、海より深く、空よりも広い包容力をもっている。神様の性質と等しい、その力を使うとき、わたしは、自分も人もまるごといとおしい。その想いがすべての行いの『動機』にしたい。しっかりと目覚めて、地に足をつけて。