LoveRocks

愛がロックする日々。感じたこと、思ったことを綴る。

ろくでもない、すばらしき世界 <233/365>

東京は冷たい雨が、これから雪に変わるらしく。今日は仕事を休んでしまい、しあわせなひきこもり。

今日も生きてるなぁ、と思う。こんなに寒くても体温が保たれ、血潮は身体中をかけめぐり、呼吸をしている。そのすべては思えばとてもパワフルだ。人は力強いと思う。
わたしはこうして、宇宙人にでもなったつもりで、自分を含めた「人」を客観的にみるのが好きだ。ボスのCMのトミー・リー・ジョーンズみたいに。

この星の人たちは、集まったりペラペラと何かを話したり、けたけたと笑い声をたてる。しょんぼりしたり、やさぐれたり、淋しがったり…なんとも面白くて、かわいい生き物だ。「俺の方が強いぜ!」とか「わたしの方がたくさん持ってるわ」とか、何かを一生懸命に競いあったりする。そして、100年も生きずに、そのほとんどが死んでしまう。健気でいとおしい存在だ。生まれることを祝い、死ぬことを悲しみ、怖れている。瞬く間に命を燃やし、短くも濃い「生」と「死」を体験する。その姿は、この地球の桜の花のように、潔く、美しいと思う。

あのCMのキャッチコピーは「このろくでもない、すばらしき世界」らしい。「ろくでもなさ」こそが「すばらしさ」だな。ろくでもなさに愛を。愛とはいちばんかけ離れたようにみえる営みにこそ愛を。わたしが宇宙人であったなら、たまらなくそれを体験したい。そしてわたしは、きっとそんな願いを抱いて、生まれてきたんだろう。生きてるだけで、大いなる願いは、すでに成就しているんだろうな。

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親友が送ってくれた「雪中キャベツ」、今宵はたくさんの餃子を、みんなで包んで頂いた。キャベツの水分ごと包み込むレシピで。
これヤバすぎ!うちの殿堂入り必然!

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