LoveRocks

愛がロックする日々。感じたこと、思ったことを綴る。

人のために生きない <199/365>

「自分のことを優先してはいけない」
長いことわたしはそう思い込んでいた。
自分よりも人の気持ちを考えること。人のためになるような行いをすること。それが出来ていない自分をだめだと思い、慢性的な罪悪感を抱き、そこそこ出来たからといって達成感もよろこびもない。「ほんとうにこれでよかったのだろうか…もっとこうすればよかったのでは…」みたいなことばかり考えて、とても不安で自信がなかった。

ほんとうに自分と向き合うことをはじめてから、わたしは自分にとって何がしあわせで、何がよろこびだろうと考えたとき、その究極はすべての人たち…世界中、地球上のすべての生物、それから宇宙まるごと、あまつことなくしあわせで、よろこびに溢れていることだと思った。それがわたしの「本望」なんだなーと。

そういうのを「綺麗事」だと一蹴する気持ちは痛いほどわかる。わたしもそうだったから。そんなことより、この厳しき現実社会で空気を読み、目立ちすぎず、人に迷惑をかけず、だけど「自分の誇り」を保ちながら、いかに立ち回るかで精一杯だった。

「本望」というのは太陽と同じだ。
曇天でも嵐のでも、光が届かない夜であっても消えてなくなった訳じゃない。普遍、そして絶対なるもの。

わたしは、今までもずっとそうであっただろう、自分自身の「本望」を想い出したとき、ああ、しっかり自分のことをやらなければ…!と思った。
人の気持ちを考える前に、自分の気持ちをひとつ残らず知りたい。空気を読んでる隙があるなら、自分の五感すべてで生きていることを感じたい。

「自分のことを優先したらいけない」
なぜいけないと思っていたのか…
それは、人に嫌われるからだ。
自分を出したらおかしなやつだと思われるから。人を傷つけたり、不快にさせることが怖い。きっと嫌われて、ひとりぼっちになってしまうと思っていたから。「ひとりぼっちが怖いから、半端に成長してきた」マーシーが歌うチェインギャングそのまんま。

そう、わたしの中のチェインギャングは、今も怖がり、ビクビクと人の顔色をうかがっている。怖いままで、ひびったまんまでよいのだ!ぜーーんぜん変えようとしなくていい。むしろ、そのままでいい。「本望」はそれを遥かに超越している。

アセンション」という言葉がある。
地球とか宇宙が新しい領域に進化する、みたいなことなのかな…それはよくわからないけれど…
はじめてわたしにその言葉を教えてくれた人は、「AからBに変化するのではなく、AがBを統合してABになることがアセンション」だと言っていた。なんて素敵な言葉!!!と思った。

わたしはチェインギャングとか、いろいろ、かつて、自分自身(性格とか性分とか)だと思い込んでいたものたち、すべてをひとつ残らず抱きながら「本望」を生きる。実はそんなのぜーんぜん余裕のへっちゃらなのだと知る。だって、わたしの「本望」は宇宙のスケールなんだぜ!!
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人のために生きるな。
ただ惜しみなく自分としてあれ。