LoveRocks

愛がロックする日々。感じたこと、思ったことを綴る。

ほんとうの『透明』へ <197/365>

12月に入ってから月日がビューンとワープしているみたいに過ぎていく。
体調も不安定で、うっかりすると意識が飛んでしまいそうだ。身体の感覚、五感にフォーカスすると落ち着く。

いやーいろんな時期があるね。
あらゆる体験がわたしを鍛え、磨き、育ててくれるのだな…そうして年を重ねる毎に、どこまでも強く、しなやかに、しあわせになっていい。どんどん、わたしの正体が透けてみえるほど、丸見えで『透明』になっていくのだ。
年をとることは、なんだかすごくうれしいことだ。なにもかも大丈夫だ。堂々と老い、あきれるほどにしあわせであればいい。死へ向かう、そのときまで、わたしはわたしとして生きる以外になにができるというのか…今この瞬間に、ここにある命を惜しみなく燃やすだけだ。今もこれからも、きっとそれだけしかできない。

ほんとうの『透明』って、
生れたてのように無垢でなにも知らないことではなくって、自分の内なる色という色を熟知した先に、辿りつく境地なのではないかな。なに色にも染まらない、ほんとうの『透明』は、晴れ渡った天空も、澄みきった清水も、すべての色を無限に包み込んだそれだ。

わたしはたくさんの色がついたフィルターを通して、自分の世界と人と出来事と自分自身を、毎日みている。
ならば、そのフィルターを外しちゃえばいい?いやいや、それではあまりに勿体なさすぎるよ。いちばーん美味しいところを味わわずに、捨てちゃうようなものだ。
自分の内なる色、思考パターンとか、性格や癖は、この人生をかけてどーーしても学びたい!と望むところとセットになっているのだと思う。強烈に反応したり、拒絶したりするものほどそうなのだろうな…
すべてがわたしを育てる。育つべき方へ向かって、わたしはわたし、きみはきみ。人智では計り知れないスケールで、わたしたちは1人残らず大丈夫&順調なのであーる。今日はそんなことを思った。