LoveRocks

愛がロックする日々。感じたこと、思ったことを綴る。

「今ここ」以外には何もない <188/365>

林檎とクリームチーズ、それから、紅茶と2種類のパウンドケーキを焼きながら、この日記を書いている。
ふふふ、優雅な休日っぽいでしょう?

実はこのケーキたち、息子の同僚の、ベトナム・ガールズへのプレゼントなのだ。彼女たち、ふつうの日本のケーキは甘過ぎて食べられないのだそう。とはいえ、彼女たちがつくってくれたベトナム・スイーツは冗談みたいに甘い。うーん…一体どういう味覚のちがいなんだろう…興味尽きぬ…という訳で、バターと白砂糖レスのケーキで挑んでみよう。反応が楽しみすぎる。ジャッジは2日後…!

ところでこの数日、スマホから日記を書いている。なぜならわたしが使っているパソコンは母のお古で、とっくに保守切れのOSである。今月末には、いよいよHatena Blogも表示できなくなるらしく。わたしも臨機応変に、新しい流れに対応できるようにしておきたい。柔軟かつ、身軽でありたい。そんなことを思うようになった。
どんな場面でも、方面でも、ステージや媒体が変わっても、やることは変わらない。わたしは自分がほんとうに感じたこと、想ったことだけを汲んで、唯一無二であるその感性を、自らリスペクトして書き続けるのみ。書くことで研ぎ澄ませ、磨き続けるのみだ。

人に伝わるように書くこと、それはまた別のお話しなのだけどね。日記は日記。リアルを晒すこと、書く記すことに価値があると改めて思うこの頃。

今日は、いい意味で、
あきらめなくてはな、と思った。
「いつかきっと」と想っている、この「今」ではない願い、願望について、潔くこの手を放し、あきらめようではないか。清々しい気持ちだ。

わたしは想いのままに進化するし、成長し続ける。この人生の中で果たしたいことを果たす。成す。
それは、土の中に埋められた種が新芽となり、成るべき花として咲き誇り、豊かに実を結び、やがて散りゆくようなものだ。
咲いてみるまで、自分がどんな花なのか知れない。どんな実をつけるのか、はたまた実をつける前に枯れゆくのか…知る必要もなく、わたしはひたすらに、わたしという「種」がのびのびと育つその過程に、今、このときにすべてを投じて味わいたい。

今ここにすべてがある。
花や実を目的にすることなかれ。
如何に枯れゆくか、もしかするとその体験のために今回の人生があるのかも知れない。人智で計れることは限界がある。わたしたちが生きている、その真意はそこをはるかに越えている。

かけがえなき今このときに、集中しよう。どこまでも深く味わい、一歩も逃げないで、今ここに生きているわたしとともに在ろうと思った。

あまりにも甘美な、ケーキが焼き上がる匂いの中で。