LoveRocks

愛がロックする日々。感じたこと、思ったことを綴る。

わたしたちが創造しているもの <124/365>

先日観たこの映画、最高だったわよ!!キャーー!!!(失神)

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それにしてもスタジアムに殺到し熱狂する人たちをみて、わたしと息子は同時に思った...密やなーーーと。ポールとジョージが1つのマイクに向ってシャウトする、あのロックの原型ともいえるシーンでも思う。ああ、密だ、と。なんということでしょう!!コロナ渦以降、わたしたちの感覚は想像以上に変化しているのかも知れない。東京は以前と変わらずに人にあふれているけれど、そこに暮らすわたしたちの心はやっぱり何かがちがう。人と距離を置くことに大義名分を得たことで、隠されていた他人に対するイラッとする気持ち、恒常的な嫌悪みたいなものが表に出てきたのかも知れない。

みんなみんな、マスクで表情を隠して歩いている。
それでもまる見えなんだから、もうスッキリと出しちゃえばいい。出し切って楽になっちゃえよ、と思った。
怖いのは無自覚であることだ。悲しいのは、怒っているシンプルな自分の気持ちに気づかず、押し殺すことだ。

すっかりとメッキがはげてしまった東京。
この街で生まれ育ってきたわたしは、今もここで精一杯に命を燃やす、愛を歌う、笑って泣いて転んで起き上がり、大いなる希望を抱く。この日々を、わたしは心からしあわせだと感じている。だけど、はりぼてみたいでボロボロになったこの街は、わたしたちのあり方の反映なのだろうね。ごめんね、東京...ありがとう。大好きなわたしの故郷よ。わたしたちの時代は、今どこへ向って動いているのだろうね。壮大な収縮と拡大、因果と応報、その節目に向うプロセスをともに体験し、創るためにわたしたちは生きている!!

冒頭にはりつけた映画を観ていても思ったこと。
今ここにいる「自分の人生」を見くびっちゃいけないぜ!時代はめくるめく紡がれ、受け継がれ、流れている。「あのときこうだったから失敗だ」とか「どうせ自分なんか大したものじゃない」とか、気持ちはすごいわかる。誰だってそう、わたしだってそう思う。しかし...だからなんだというのだろう。正しいとかまちがいではなくって「自分の世代」を精一杯に生きた、無数の心熱き人たちが創った世代を、今、受け継いでいるのがわたしたちだということに、目を醒まし、気づいていたいと思う。そして、俺ら人類すごいじゃん、やばいじゃん、やるじゃんね!と互いに誇り合いたい。

壮大さと日常を結ぶのだ。
ミクロとマクロが相似形であり、連動するように。マトリョーシカのように!(違?)
宇宙で唯一の宝物のごとき自分の貴さと、ロクデナシな自分を結ぶのだ。
天と地を繋ぐものが「人」であるように。