LoveRocks

愛がロックする日々。感じたこと、思ったことを綴る。

SweetHome~わたしの居場所~ <108/365>

日が短くなったなーーと思う帰り道。
もうすぐ大好きな秋がやってくる。高い青空に向って銀杏が黄金に色づく。
こうしてわたしは、あと何回秋の気配にときめくことができるんだろう。大好きな人たちと、あと何回会うことができるのか。確かなこと。それは日々命を燃やし、残り時間は刻々と少なくなっているということだ。切ない...わたしはこの世界が、人生が、現実が、地球という星が、そして、わたしという人でいることが大好きすぎる。
こんなことを感じる日が来るなんて...と思う反面、最初からわかっていたような気がしている。「生きづらい」「自分なんてキライ」「わたしの人生なんて失敗だ!」みたいな世界を生きていたあの頃も、思えば家出少女のようだったのだ。いつかはホームに帰ることを知っていた。我がいとしきスイートホームよ...それは、しっかりと自分の現実の中にあること、体の内にあること、その力をあまつところなく使うこと。いつだって今ここに生きている自分と、自分が生きている現実こそがわたしの唯一の居場所である。

世の中的な4連休前半、わたしの仕事は、まーーーー言葉にならない忙しさだった。
対応の遅れが重なり重なり、その数字が積み重なるごとに「もういやだ」と思う。
「いやだ」というのは抵抗だ。
わたしはおどろくほど長い時間を「いやだ」と思いながら働いた結果、「いやだ」と思いながら働くことにすっかり飽きてしまった。もういいや、無駄な抵抗はとっぱらって「忙しさ」のどまんなかにしっかりと立ったら、やっと体の力が抜けたよ...

視界がクリアでやさしくて、元気が満ち満ちて、安心して自分の体にゆったりと開いていられるこの体感が好きだ。まんなかであらゆるすべてと繋がっていて、わたしはわたしだけのものじゃないと思えるこの感覚がいい。日々、まっすぐに好きなもの、いいと思うものに手を伸ばす。自分の意志でなる。わたしは毎日その修行をさせてもらっているように思う。

そう、現実のすべては「ほんとうの願い」のため、プロセスとして、完膚なきまでにパーフェクトなのだ。
今日はそんなことを思った1日だった。かけがえなきことこの上なし。