「いちばん大事」でみんな繋がっている <58/365>
「永遠の輝きを売りつけてどうするんじゃ。僕らが欲しいのは<今>だけです」By甲本ヒロト
めっちゃ沁みるなーと思って冒頭に貼り付けてしまった。
わたしが10代の頃は、ヒロト、マーシーはもちろんのこと、カッコイイ大人たちがうじゃうじゃいて、なんとなく「僕らの未来は安泰だぜ!」とみんなが思っていた気がする。1980年終わりから90年のはじまりの頃のこと。
あれから30年、僕らはどこに向って走り続けてきたんだろうね。
渋谷公会堂で一緒にこぶしを振り上げていた同年代たちは、みんなどこでどうしてるんだろうなーと思うことがある。
みんな元気なのかい?あの日、あの夜、あの場所で、どこまでも熱く燃え上がったハートと魂は、今もあなたの中に生きていますか?
なぜかそんな想いが湧きあがってきて、
わたしの中の「ロックが大好き!」と思う気持ちの大半は、あの頃に感じた「みんな」との一体感にあるじゃないかと気づいた。
人はみんなそれぞれなんだけど「いちばん大事」なことは1つなんじゃないか!
そのたった1つの「いちばん大事」でみんな繋がっているんじゃないか!!
そう思った<あの感覚>と、今ではもうあたり前みたいにわたしの中にある<この感覚>は同じものだわ。
オールナイトニッポンのオープニングで、辻仁成が「愛を!愛を!愛をーーー!!」と叫ぶとき、時空を超えてみんなのハートが一緒に燃え上がるのを、ひとりぼっちの部屋で確かに感じていた、あの感覚のことだ。
いちばん大事なのは「愛」じゃんね。
言葉にするのも白々しいくらい、あたり前にみんなそうなんじゃんね。
それを自分の外に求めて求めて、見つからなくて、それは自分がダメだからなんじゃないか!と思い格闘したあげく、求めていたものはぜんぶ、自分の内にあったじゃん!ありあまるほどに!!と気づくための旅路だ。
なんか、わたしたちってみんな、可愛いよな。愛されたいとか願っちゃって、ひとりぼっちは怖いとか思っちゃって、一生懸命に生きてるんだもんなーー。
今日は熱中症っぽいのか、エアコン病なのか、熱いんだけど寒い感じと倦怠感でぼんやりしながら日記を書いている。
燃え上がるハートと魂は、今もわたしの中に生きているぞーーー!!!