LoveRocks

愛がロックする日々。感じたこと、思ったことを綴る。

「パラダイス」はここにある <97/365>

暑いけど、空気と空の透明さに秋の訪れを感じる。
それでもまだまだ暑ーーいー。水の中に飛び込みたいほどに。

派遣会社からの契約の打ちきりを告げられてから、2週間以上が過ぎた。
ふつうに考えれたら「最悪の事態」と思われるこの出来事を、今のわたしは「天の計らい」「神様からのギフト」、人生の中でもトップ5に入る「幸運」だと思っている。

いやいやいやいや、ちがうな!
こうやって書いてみて、すごく大切なことに気づいた。

最初は思いがけないショッキングな出来事が、唐突にふりかかってきたと感じていたんだ。
絶望、失望、そしてどうして自分がこんな目にあわなきゃいかんのだ!と怒りでいっぱいになった。

打ち切りだとーーー!なめんなよ!切られるくらいならこっちから切ってやる!!と思い、すぐさま業界大手ライバル会社2社の求人情報に面接の申し込みをした。

このままでは自分の価値がガラガラと崩れ落ち、「ダメ人間」「社会不適合」「人間失格」の烙印を自分自身に押すしかなくなってしまう!...と思った。(今考えるとなんと極端な...)
「わたしは悪くない」という言い訳があらゆるバリエーションで頭の中をリピートしていた。
正当化だ。とにかく早く正当化しなくちゃやばい!どうにかしなきゃ!どうにかするんだ!
それはもう、生きるか死ぬかの大騒ぎだった。

自分の内側で起こっている、感情と思考&行動パターンを、わたしはじーーっくりとみようと思った。
ゆっくりと時間をかけよう。時間がかかっても「ほんとうの自分(魂)」が納得して、しっくりくる「選択肢」がきっとあるはずだ...と。

その発想が出てきたことが、「よろこびⅠ」である。
「魂の観点」から自分を内側をみられるようになってきたこと。
そして「ほんとうの自分(魂)」の望みを生きることを一番大切にしたいと思う確かな意志。
それらは日記を書き続けてきたことで、養われ、鍛えられてきたものだ。そう気づいたことが「よろこびⅡ」。

「よろこびⅢ」は、今回の出来事を外来のものではなくて、わたしの行い、選択のつみ重ねが創り出した「結果」なんだと受け止めたときのこと。その「受け止め方」は、地獄から天国へ、最悪の事態から極上の幸運へ、わたしの意識を急上昇させた。この「受け止め方」ができるようになったことは、今でもほんとうにうれしい!書いていても涙が出るほどに...!

そして、わたしは面接の申し込みを直ちにキャンセルして、4ヶ月の皆勤を誓い、そこから3ヵ月後に同じ職場に再エントリーをさせてもらえるようお願いした。結果はわからないけどやるだけだ!ていうか、結果はどうでもいい。わたしは自分ができるすべてを尽くしたい、「本気」を出したいだけなのだ。

今のわたしにはそれ以外にやりたいことなど何もない。神様が「憧れの地、ハワイで一生遊んで暮らせる券」をくれると言っても即答で断るだろう。なぜならわたしは、生まれて初めてほーーんとうに「やりたいこと」を生きはじめたのだから!ハワイを超える楽園、パラダイスはここにある!!

現実としての状況は「背水の陣」だ。
それはわたしがいちばんほしかった状況、大いなる転機になった。
本気を出したいのに出せなかった。血の汗流すほどに努力したかったのにできなかった。ずっとずっとがんばりたかったのにがんばれなかった日々...あれ以上の苦しみはないと、今は思っている。

今回、自分にとっての「大いなる転機」を、無意識にみずから創りだしていたことに気づいた。
きっと人生のあらゆる場面で、何度も何度もそのようなことをしてきたのだろう。自分が気づくまで何度でも自分で創りつづける、自作自演のそれは...ああ、なんという膨大な愛であることか!人生はその愛とのハーモニーであり協同作業であるのだろう。
受け止め、生かしたい、報いたいと思う。