LoveRocks

愛がロックする日々。感じたこと、思ったことを綴る。

HANABI <26/365>

今日は、このハイパーな低気圧と、もうどうやっても一体化してしまう...
体調がわるいとか、つかれてるとかじゃなく、身体から力がわいてこなくて、名付けて「超絶ボンヤリさん」である。

生きものというのは、毎日毎日様子がちがうんだなーと思う。
<体調+お天気+気持ち+感じ方=「今日のようす」>である。
そして、いつもどこかで「一定」であり「不変」であろうとしているのだなー。
「いつも元気いっぱいなあの人」みたいなものを理想とするのだろう。
それはそれは、膨大なパワーを使って、自分が思う「コンディションのいい自分」に向ってどうにかしようとがんばる。
変化に抵抗しようとする。「一定」であろうとするのだな。

しかしそれは、自然に逆らうようなものだ。
今起こっていること、そして、今起こっている「自分」という現象はそのまま楽しんでよい。
「超絶ボンヤリさん」なわたしにしか体験できないことや、気づけないこと、感じられないこと、書けない文章がある。

この日記も、ようやく26日目になったけれど、毎日書いていて、いつも思うのは「今感じていること」のかけがえのなさだ。そして「今の自分」のはかなさだ。
「あ!こんなことも書きたいな!」とか思いながら、なんとなく書きそびれたことは、もう二度とは書けない。
<今の自分>は、いつも<今>という期間限定のものなのだ。

「わたしの人生」という揺るがない大空がいつも広がっていて、<今の自分>はそこに現れては消えゆく打ち上げ花火である。
同じ花火はひとつもなくて、限りなく多彩で、それぞれが深い味わいをもつ。

「最強グッドコンディションな自分」も「超絶ボンヤリさん」も、同等に美しく見事だよ!ブラーバー!!
そう思うと、どうにかしなくちゃいけない状態なんて、ほんとうはないんだろうな。

そう、もう少し味わったら、きっとわたしは「超絶ボンヤリさん」とは永遠にお別れするのだろう。
そして、忘れてしまうのだろう。どんなにふりかえり想い出しても、そのときはもう<今のわたし>ではない。
ああ、今この「超絶ボンヤリ」なわたしがたまらなくいとおしい。
生きることとは、なんて切なく、美しいんだろう...バイバイ、そしてありがとう!
もう<今のわたし>ではなくなった、たくさんのわたしよ!

 

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