LoveRocks

愛がロックする日々。感じたこと、思ったことを綴る。

『選択』が人生を創り、未来を開く!【超重要(わたしにとって)】

吉本ばなな先生の「吹上奇譚」を読み終わる。
わたしが高校生の頃から大好きだった「あの世界観」がギューッと濃縮されてそこに在り、数十年の年月をかけて磨かれ、更新され、余分なものが、これでもかってくらいにそぎ落とされている。

1つのことを続けるって、とてつもないことだと思った。
「道を極める」というのは、余分なものをそぎ落とすことなんだ。
自分が「コレ!」と決めた道があるならば、それ以外の道は捨て去り、あきらめて、自分の意志で閉ざすこと。
継続的な不退転の「覚悟」が必要なんだなーと痛感した。

と言っても、大仰なことを思っている訳ではないの。
すごくシンプルなことなんだけど、今「東京に住む」ということを選んでいるわたしは、大好きな海の近くに住むことはできない。
今の仕事を選んでいるということは、パティシエ(なぜ!)にならないということを選んでいるということだ。
これは、身近なすべてに当てはまっていて、ビールを呑んでグダグダすることを選んでいるときは、それ以外のすべての選択肢を捨てているし、「毎日日記を書く」ことを選んだわたしは「酔いつぶれて寝てしまう」という選択肢を捨て去ったのだ。

まとめると以下のことに気づいた。

○「人って『今』ひとつのことしかできないんじゃん!」
○「人っていつも『選択』してるんじゃん!」
○「なにを『選択』するか、自分で決めることってものすごく大事なんじゃん!」

以上。

まさに、晴天のへきれき!目からうろこだ!
棚から落ちてきたガッチガチのぼた餅が脳天に直撃し、ついに目が覚めたような思いだ!(あたり前すぎ?もしかして、みんな知ってた?)

わたしはいやになったら躊躇なくやめたり、別れたりすることが得意だったので、
自分が望むほうを『選択』して、それ以外を捨て去ることは、まーまー余裕でできていると誤解していた節がある。
今思うとそれは「逃げ足の早さ」だよなと思う。
おかげで厄介ごとに巻き込まれることは少なかったし、経験数を増やすことが出来たりと大いに役立ってきた面もあるが。

そんなふうに、今まで「無意識」でやってきた『選択』の多くは「逃げる」というものだったと気づく。
「責任をとること」「自分で決めること」「継続は力なり」「石の上にも三年」などなど...ぜんぶ「自由」と正反対のように思っていた。「気の向くままにやりたい」「好きなようにやりたい」「やりたいようにやりたい」
つまりは「成長」よりも「楽」を『選択』してきたということだ!くううう...なんたることだ...!(悔)

今、わたしが「うおおーーかっこええ!やってみたい!」と心から望んでいるのは、まさにそこなのだよ、そこ!!
・「楽」よりも「成長」を『選択』すること。
・そのための「責任」「継続」「忍耐」を受け入れ、身につけていくこと。

それは大仰なことではなくて「今日中に部屋を片付けよう」とか「勉強のために毎日○○をしよう」みたいな、小さな「自分との約束」を厳守するところから始まるのだと思う。
そして、慣れ親しんだたくさんの「習慣」に別れを告げよう。もう充分に使った。感謝と愛を込めてお別れしよう。

今日の気づいたことは、わたしにとって相当に手応えのある「大物」だった。
今、この歓びを大いに表現することを『選択』したい。
「捕ったどーーーーーーーーー!!!」