LoveRocks

愛がロックする日々。感じたこと、思ったことを綴る。

それぞれの「王道」をゆく <357/365>

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※この日記は1年365日間、連続更新に挑戦中です。<継続>を誓って、今日で357日目。


ピアノ6日目。
長い時間をかけてやってきた4ビートのリズムをぶち壊した日。わーん!不器用なわたしはそれだけでゼロに戻ったみたいに初めからになっちゃう。
それでも怖れずに、何度だって壊してしまおう。壊して、また作り上げては壊すことを繰り返すのだ。何度でも何度でも。

生きることも同じだよね。
思い込みも、プライドも、アイデンティティも何もかも。「自分はこうだ!」とか「これが正しい」という概念が音を立てて崩れ落ちる時、新しい自分が誕生する。

「誕生」
それは何も持っていないことだ。一糸纏わない裸の自分。
何だって持つことができるけど、持たなくても大丈夫。そして何を持ったとしても、わたしという存在は何も変わりはしないのだ。裸で、今ここに在るわたしだけが普遍なのだとわかる。そこからほんとうの人生が始まっていくのだ。

「正しさ」って何なのだろうね。
最近そんなことを考えるような出来事があったのだけど、どんな「正しさ」も対極に「間違い」があることが前提なのだよね。

わたしにとって大切な人の、たとえば命に関わるような決断であっても、わたしにとっての「正しさ」を突き付けることは対立を生むだけなのだよね。
そして「間違い」を選ぶ自由、もっと言えば、死に急ぐ自由だってあるのがこの世界なのだもの。
「正しさ」を基準に生き方や物事を決めていくのは、もうどうにも無理がある。偏りがあると思った。

わたしはお天道さまに向かって、堂々といられることを基準に生きていく。
それは一見真っ当なようだけど、道徳や世の中のルールとは相容れないこともあるだろう。それでも密やかに行い、密やかに貫いていくのだろうな。

わたしと、わたしのお天道さましか知らない王道を、これからも歩いていくのだろう。そして、すべての人が、自らのお天道さまと共に歩んでいるということを忘れちゃいかんぜよ、と思った。人様にはわからない自分だけの王道を、みんな1人で歩んでいるのだ。
だからこそ、誰も彼もが、こーーんなにも愛おしくてたまらないのだよね。

ユリ:yurixlovemax@gmail.com