LoveRocks

愛がロックする日々。感じたこと、思ったことを綴る。

情熱の薔薇 <310/365>

f:id:yurixlovemax:20210410154336j:plain

※この日記は1年365日間、連続更新に挑戦中です。<継続>を誓って、今日で310日目。


これから世界がどこに向かっていくのか、現時点、わたしたちの想像以上に未知数なのではないかとわたしは思う。

頭のよい人たちが考える計画は、きっとそう易々とは実現しない。
個人にとって未来の可能性が未知数であるのと同じように、人類全体の未来にも、無限の可能性が満ち満ちているはず。

それでもこの時代の流れの中を、意志なく生きるということは、丸腰で敵陣に挑むようなことだ。いや、戦いでは決してないのだけれど。

この流れは正気を奪う。
人波は誰もあなたを尊重しない。
すれ違うだけで傷つけられることもある。
無傷で1日を終えることは難しくて、1000の心の痛みを、一欠片のやさしさが癒す。
そんな世界の在り方をクレイジーだと感じることすらできなくなった。

愛なき世界。
優しさ、真心、リスペクトが圧倒的に不足しているこの世界で、大切にしてもらえないから人を大切にできない。傷ついた痛みを感じないから人を傷つける。

その連鎖にのみ込まれないこと。のみ込まれることは、加担することだ。

たとえばわたしの不機嫌な行動が誰かを不機嫌にしたならば、その誰かは他の誰かを不機嫌にするかも知れない。どこまでも不機嫌の連鎖は続くかも知れない。

バカバカしいと思うだろうか。
だけど世界はそんなふうにできているとわたしは思うのだよ。
そして、優しさや真心やリスペクトも、同じように連鎖していくのならば、きっとそっちの方が強い。1000の痛みを1の優しさが癒す。その割合が増えれば世界はしあわせな方に反転する。笑顔が増える。喜びが増える。
いや、なにを隠そう、かなりマジで、東京生まれブルーハーツ育ちのわたしは「ぜったいそうじゃん!」と確信している。ヤバいですか?笑。

デジタル化が進行するこの時代、AIが人の代わりに仕事をするようになるとか、マジで思う方がヤバくはないか。
「誰かの歓びのために働きたい」&「誰かに大切にしてもらえるとうれしい」という人がもっている原始的しあわせのコミュニケーションと、その欲求はどこに向かうのだろう。

ていうか、手塚治虫の「火の鳥」に描かれている近未来では、人が神を超える力を持ったと錯覚した文明は、もれなく滅びていったのだよね。

大切なのは、何が正しいかではなくて、わたしはどんな世界を創るのか。世界にどう関わるのか。その意志なのではないかと思う。

情熱の薔薇。
優しく、美しく咲かせたい。

ユリ:yurixlovemax@gmail.com



ブルーハーツ / 情熱の薔薇 (1992.7.29) - YouTube