LoveRocks

愛がロックする日々。感じたこと、思ったことを綴る。

「二極」の世界を満喫しよう <294/365>

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今日は弟の誕生日。
ふだんはぜんぜん行き来のない姉弟なのだけど、いつからか恒例になっているバースディメッセージを送る。
まーまーな即レスで、そっけ無く「うん。ありがとう」と返事が帰ってきた。いつものやつだ。
ああ、「いつものやつだ」と思えることが、なんだかとってもありがたくて、うれしい。あかん…ねーちゃん胸がいっぱいだよ。

弟よ、生きていてくれてありがとう!!
それだけで、わたしはしあわせなのだよ。


3才ちがいの、この弟は、わたしに「愛の概念」を教えてくれた人である。
ちっちゃくて、可愛くて、とんでもなくお馬鹿さんで、わたしの言うことはぜんぶ、なんでもかんでも信じて、いつもそばにくっついてきた。まんまるで、キラキラの、仔犬のような瞳。ワスレナイ。
誰かをたまらなく愛しく思うこと、そのよろこびを教えてくれたのは、弟の存在だと思う。

反して、劣等感、恨み妬み嫉みの類いを教えてくれたのもまた、弟に他ならない。

『宇宙でいちばん可愛くて、宇宙でいちばん憎きあんちきしょう!』
あんなにも、手加減なしで愛し、憎んだ相手は、やつだけだろうなぁ。マジで取っ組みあいのケンカもしたしね。笑


まったくこの世界は「二極」でできている。
愛と憎しみ。善と悪。正誤。清濁。
光射せば、影が生まれる世界。

「本来、闇など実在しない」とマスター方はいう。
ああ、ほんとうに、そうですね!
だからこそ、この「二極」の世界という、期間限定のアトラクションに、心ときめくのです。生と死のはざまでだけ体験できる稀有なこと。だから、わたしはそれを存分に満喫したいと思うのですわ!


二者択一的な「どちらが正しいのだろう」と考え続ける、無意識のゲームを見破れるようになれば、こっちのものだ。

「二極」と行動を分けて考えよう。
「わたしの中には、天使も悪魔もいる。だけど、わたしがどう生きるかは、小柳…いや、わたしが決めるし」というスタンス。
(ごめん…ウッチャンの名コント「天使、悪魔、小柳」が大好きなのよ)

「二極」のどちらも、ただ、体験して、味わって、栄養にしてしまおう。そして、どこまでも大きくなってしまえばいい。
それがわかると、意識のキャパシティはぐーーんと大きくなる。
意識が進化すると、あらゆるすべてが生まれ変わったみたいに感じる。新しい世界ともう一度出会うような感じ。ていうか、生まれ変わったのは自分自身なのだけど。

そう、わたしたちはジャッジすることで、そのチャンスを捨ててしまうのだと思う。

「あの経験は失敗だったな」と知ることは素敵だけど、どうかそのときは、失敗しちゃった自分をしっかりと見つめ、抱いて、慰め、慈しみ、一緒に連れていくのを忘れずにね。

「失敗しちゃったよ…」と、がっかりして、しょぼーんとなった、傷だらけの仔犬みたいな自分を責めることなかれ。無意識に鞭をふるうことなかれ。

ユリ:yurixlovemax@gmail.com