LoveRocks

愛がロックする日々。感じたこと、思ったことを綴る。

完全なる設計図 <269/365>

『存在の詩』第6章で、いきなり「なんじゃそりゃー」となる。いやいや、わたしどうしても、魔術的とか、儀式的とかが苦手なのだよ。怖いのだ。まぁいい…わかったふりなどするものか。中心に響くところをひたすらに大切にしようと思った。

人にはそれぞれ、人生で見聞きしてきたこと、育った環境、もしくはそれ以前につくられた、自分特有の「基準」のようなものがあると思う。

わたしのイメージでは、オセロゲームのように無数に並んだ、白黒の磁石のような感じだ。磁石には、様々なサイズ、強度、バランスがあって、その組合せは1人1人ちがう、唯一無二のオリジナルである。
そのトータルを、性格、性質、個性、アイデンティティと呼ぶこともできる。
わたしたちはついつい、それを都合がいいように、並べかえたり、修正したり、改善、矯正しようとしたくなるのだよね…

そして、わかっている。
それは製作者の意図に反している。「これでパーフェクト!」というオセロ盤が、ひとりひとりにちゃんと準備されているのだろう。この磁力たちを、楽々と愛し、敬い、どこまでも自由にさせられること。トータルでしあわせになることで、「わたし」という実体は花開く。逆にいうと、そのアプローチでしか咲かない。すべてを含んで、愛として生まれること。オセロ盤はそのためのパーフェクトな設計図なのだと思う。
どうでしょう、製作者さまよ。

わたしは、自分のうちに起こる磁力と、その自動的な反応を、止めようとはしません。
大いなる海に、大波小波が、絶え間無く訪れては去り、また凪いでいくように。太陽が誕生するように昇り、その豊かさのすべてをのみ込んで、夜のとばりがおちるように。わたしはその流れを眺めることしかできない。これっぽっちの操作もできるはずがない。磁力たちも、ある意味では同じなのだと思う。わたしにはどうすることもできないし、どうにもしなくていい。
大切なのは、そのすべてを今ここで眺めている、この「わたし」が目を覚ましていることだ。

今日もありがとう。また明日ね☆
yurixlovemax@gmail.com