真剣に「退屈」してみよう ＜253／365＞

今日も決まった時間に起きて、決まった手順で身支度を整え、コーヒーを準備する。そう毎日同じように「あぁぁぁ～うま～」と思いつつ、わたしはコーヒーを飲むのだった。
繰り返しばかりの毎日だ。
わたしは「退屈」ではないのだろうか？
ふと、そんなことを思った。

その問いにマジレスしてみよう。

ええ、なかなかに「退屈」だ。
でも、まだまだ行ける。
真の「退屈」にはほど遠い。
わたしは「退屈」から逃れるためにいろんなことをしているから。そう、本当は気づいているのだ。必要以上に飲んだり食べたり眠ったり、スマホを触りつづけたりと、「ちがうこと」をたくさんやっている。
と。これがわたしの正直なレスポンス。

「退屈」しないように、どれだけのエネルギーを費やしてきたことかと思う。そのおかげでたくさんの経験ができた。波乱万丈であった。刺激を求めた三千里の旅路よ…もうそろそろ充分だ。わたしは、この「退屈」をまるごと受け入れたい。包まれたい。愛し合ってみたい。

今日はそんなことを思っていた。
オチも意味もなく(いつもだけど)、「新しい遊び見つけちゃったー☆」みたいな、ご報告だけど。

「退屈」を怖れるくらいなら、本気を出して、とことんまで「退屈」してしまおう。
「退屈」しないためにやっていることは、どんどんやめてしまおう。勇気を出して。

逆に、湧き上がるような「願い」で動く、その疾きこと風の如く。動くこと雷の如し。愛が故に真剣で向かう。