LoveRocks

愛がロックする日々。感じたこと、思ったことを綴る。

自分自身を愛で満たす

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広い広いこの世界、この宇宙に「わたし」という存在の代わりはいない。どんなに探し回っても同じ個性はどこにもない。みんなみんな、唯一無二のオリジナルだ。
ならば「わたし」が感じることを宝物のように大切に、どこまでも尊重しよう。正しいとかまちがいとかおかしいとか、そんなことはどうでもよいのだ。要はいつも「本質」であるかどうか。自分のどまんなかの核心から溢れてくる感性かどうか。その純度を高めていくこと。切磋琢磨の中で削がれていくエゴたちを理解し、赦し、抱いていく。一粒のエゴも否定したくない。あるがままを受け入れて生きたい。純粋とはきっと、あらゆる濁りも受け入れる、その先にある。

さてさて、ピアノを始めて今日で1ヶ月が過ぎた。まともに弾ける曲はLet It Beくらいなのだけどね…何よりもうれしいのは「このわたしがピアノを弾いている!」という驚くべき現実である。笑。
そのよろこびが、ゆるゆると世界を変えてゆく。わたしの観点が変わればわたしの世界が変わる。未来が変わる。現実とは完膚なきまでにメイドインわたし。その実感を肌身で感じている今が大好きだ。

そして、この世界は、幾億万もの「メイドインわたし」が響き合い、織り成し、創造しているのだろう。愚かしくも愛しいこの世界を。

現実がその創造主を攻撃することはできない。もしそう見えるなら…現実があなたを苦しめるなら…その苦しみのどまんなかに立て。1ミリも抵抗せずに苦しみとともにあれ。
ビートルズポール・マッカートニーは、どうしようもない苦しみの中にいるとき、聖母マリアがそばにきて囁くと歌っている。Let It Be。在るがまま、成るがまま。聖母マリアは自分自身だ。自分のいちばん深いところ、魂から溢れる愛。それはどんな自分も見捨てない。苦しみがあるならいちばん近くにいき、で寄り添う。その慈しみ深き愛で自分自身を満たすことでしか、きっと世界を愛することはできない。はち切れるくらいのこの愛、この想いを、あらわす手段は外にはない。内へ内へと向かうしかない。
わたしたちは誰よりも自分自身を尊重し、こよなく愛し、よろこばせ、しあわせに生きる責任があるのだよね。改めてそう思う。

ユリ:yurixlovemax@gmail.com