LoveRocks

愛がロックする日々。感じたこと、思ったことを綴る。

人生という大冒険のパートナーは「体」 <133/365>

キンピラ牛蒡とマーボー豆腐を仕込みながら日記を書いている。
なんというちぐはぐなメニュー!だけど、どちらも絶品なのであーる。

ていうか、今日は休日でぼーんやりと買い物をしたせいか、買い忘れが満載すぎて作ろうと思ったメニューがことごとく作れないことに気づいたのだった。豚汁作りたかったのに豚肉忘れるとか...あんまりである。反面、おいらすごいぞ!とも思う。そんなにぼんやりさんだというのに一旦キッチンに向かえば、料理の腕が鈍ることはない。味にかけてはキレッキレである。なーーんにも考えなくても体が勝手にどんどん動いて、味覚とか嗅覚とか体感覚がどんどんクリアに研ぎ澄まさる。無心になる。だから料理が大好きだ。瞑想にも似た、あの純粋な感覚。そう、体がすごいんだ。それはわたしが思っている以上の代物だ。なんか最近そんなことを思う。そして、そこを掘り下げることがここからきっとわたしにとって大切なことに思える。

わたしは精神世界とか宇宙とか「人はなんのために生きているだろう」みたいな思想系のジャンルになんとなく強い。
小さな頃から父に教えられて育ったし。詳細とか理論とか「じゃあどうやって生きたらいいの?」みたいな実用的なことはサッパリわからないというのに「いちばん大切なものはわかってるしなーー」と思っているところがある。そして「体」のことなど、正直、軽視していた。「体なんかどうでもいい!大事なのはハートだろう!」と心底思っていた。

なんだか最近、自分を客観的に観察していくうちに、
思考パターンとか、思い込みとか、感情とか、そういうのとは別に、行動パターンとか、体の癖、そして体が成していることに気付くようになってきたんだよねーー。
あまりにも無意識で、あたり前みたいに体がやってくれていることの膨大さよ、ものすごさよ、そして貴さよ...!!そんなことに急に気付きはじめたのだ。
変かな?変だよね...ていうか、こんなに「一体」として人生を共に生きてきたというのに、今頃気づくなんて...!!申し訳のなさと感謝で、もう、はち切れそうだ。

生きるために生命を維持して、不眠不休でひたすらに健康を保って、わたしが「やりたい」と望むすべてに寄り添い、暴飲暴食やオーバーワークで体を酷使したり、わたしはバイオレンスに近いことを自分の体に対してしてきていると思う。それでも「なんとかしてくれてあたり前でしょう?」などと言い放ち、そのひたむきな愛と行いに感謝するどころか気づくこともなかったじゃないか!!ああ...これでは甲斐性なしのくせに暴力までふるう最低最悪な旦那みたいじゃないか...なのに黙って数十年も寄り添い、共にあってくれた体よ...おまえってやつは...!!!!と思う。

これからは自分の体がやってくれていること、そして癖とか、得て不得手なんかもぜんぶ、いとおしく、いつもちゃーんとみていよう、気づいていようと思った。わたしが大好きでやまない<生きる>というこの大冒険の大事な大事なパートナーなのだから。体あってこその大冒険なのだよなー!と思った。はじめの一歩から自分の体と関わっていこう。