今ここにある「奇跡」 ＜１２／３６５＞

ゆるりと過ごすお休みの日。自由だなーー幸せだなーーー！
ただ＜生きていること＞そのものが歓びであって、大らかで静かな満足感がＢＧＭみたいにいつも流れている。
こんなふうに感じる日が来るなんて思わなかったよ！今ここにある「奇跡」を思う。

ところで、最近のわたしはエックハルト・トール先生に夢中だ。
「超シンプルなさとり方」の著者で、＜Ｐｏｗｅｒ Ｏｆ　Ｎｏｗ＞、今ここに在るという観点をひたすらに提唱している方である。１０年くらい前にも何冊も本を読んで「なるほど！」と思った記憶があるのだけど、「なるほど！」と思ったことしか憶えていない。それもそのはずだ。先生の本は「今、この時のわたし」のために書かれたとしか思えないほど、どまんなかストレートな内容である。それは実践＆体験しないとまず理解はできない系だ。こういう絶妙なタイミングで、必要な本と「運命の出会い」をはたすことがある。それはわたしにとって、もはや恋愛なんて目じゃないレベルのときめきだ。ドリカムの「うれしい！たのしい！だいすき！」を歌いながら、はるかな草原をどこまでもどこまでも駆け回りたい気持ちでいっぱいになる。

そして、わたしたちはみんな、必要な経験をして、必要な人と出会って、必要なタイミングで必要なことに気づきながら生きてきたのだろうと思う。失敗を体験しないとほんとうがわからない。そう、自分のほんとうの願いを知るために、どれだけでも失敗を経験できるのが人生だとしてたら、それはどれほどの愛だろう、どれほどの恵みだろう。そして、どれほどの「奇跡」であるのだろう。これが、今わたしが感じている「幸せ」の正体だ。

今まで出会い関わったあらゆる人、もの、出来事たちに育まれた今のわたしであるならば、その深き愛にいまこそ応えたいと思う。しっかりと受けとって、生かし、還していきたいと思った。わたしたちはきっと、充分すぎるほど与えられているんだ。もう「わかんない」とか言って逃げてる時期は終わりだ。モラトリアムは終わった。今ここで、殻を破って、卵からかえり、現れるときがきている。そんなことを強く思っている。

そう、今日はぜんぜんまとまらないけれど、今強く強く思っている想いをそのまま書いてみた。すべてはやっぱり「愛」なんじゃんね。それだけを学び、それだけをひろげ、今ここに現すために、わたしたちは生きているんじゃんね。